理想にこだわり過ぎると婚活は上手くいかない
結婚相手に求めることは人によって様々ですが、多くを望みすぎるがゆえに婚期を遅らせているという人も多いです。
一生を共にするパートナーを選ぶわけですから慎重になるのは理解出来ますし、せっかく婚活サイトに登録したのだから理想が高いと言われようが自分の納得のいく形で婚活を成功させたいという気持ちもよくわかります。
しかし高望みにも限度があるということを心得ておきたいものです。運命の人と出会うためにまず初めにやらなければいけないことは、「自分の理想を見直す」ことです。
出会いはあるのになぜか上手くいかない方の話を聞くと、自分で異性の理想を作り上げてしまっていることが原因になっている場合が多くあります。あれもこれも、こうあるべきだと自分の理想が実際の婚活を妨げているのです。
誰でも理想の人と出会えているならば、その人と恋に落ち、結婚していることでしょう。でも、実際は自分の理想通りの人と出会えていないから、結婚できないのです。または、自分にとって理想の相手であっても、相手にとってあなたが理想の人ではなかったケースも人によってはあるかもしれません。
理想をガッチリ固めすぎてしまうと、その理想に合わない人は全てダメだということになってしまいます。そうなってしまっては婚期が遅れるどころか、一生独身のままという事態にもなりかねません。
それはどんなスタイルの活動方法でも同じことです。結婚相談所であれ、インターネットやお見合いパーティー、その他どんな出会いのツールを使っても同じような結果になる可能性のほうが高まります。
理想を持ってはいけないとまでは申すつもりはありませんが、自分の中で持っている理想像のうち、「これだけは譲れない」という条件だけを一つ二つだけ持って、婚活に望むのが正しい活動の仕方といえます。
もし仮にプロフィール検索で理想の条件に全て合致した相手が見つかりメッセージのやり取りを重ねて意気投合したとしても、実際に会って話してみてその人と自分のフィーリングがピッタリという保証はありませんし、実は自分が望む結婚相手の条件を持ち合わせていなかった、ということも普通にありえます。
従って検索条件はなるべく寛容にして、1か所でも見どころの合う異性がいれば気軽に会ってみるといった姿勢の方が、案外いい結果が出たりするものです。
運命の人が理想の人とは限りません。譲れない条件は1個か2個までに抑えて視野を広げ、出会いの幅に奥行きを持たせることが婚活のコツです。